そんな事思ってたら感情が戻ってきて、 泣きたくなった。 早く忘れないと。きてくれるわけないん だから。 私はシーツを体にまいてベッドに座った。 龍「おい、もうお預けかよ」 月香「だって、どっかの族が攻めてくるん でしょ?他人にさらせるほどいい体してな いし」 龍「まあ、いい。いざとなったらこいつが あるしな」 そう言って龍が取り出したのは、黒光りす る銃。 それを自慢げに眺める。