神竜Ⅰ








そんな事思ってたら感情が戻ってきて、
泣きたくなった。






早く忘れないと。きてくれるわけないん
だから。







私はシーツを体にまいてベッドに座った。







龍「おい、もうお預けかよ」




月香「だって、どっかの族が攻めてくるん
でしょ?他人にさらせるほどいい体してな
いし」




龍「まあ、いい。いざとなったらこいつが
あるしな」








そう言って龍が取り出したのは、黒光りす
る銃。



それを自慢げに眺める。