神竜Ⅰ









これ以上諒の声を聞いていたら泣きそうだ。





月香「電話かけたけど」




龍「お前はいまからあいつらを裏切るんだ。お前お得意の演技でな」




月香「……分かった。だから、もうみんなとは関わらないで。私がいれば十分でしょ?」








私は触れるだけのキスをした。



諒としたような甘いキスじゃない。


龍を私に惹きつけるための義務のようなキス。




龍「///あぁ。行ってこい。待ってるから」



月香「うん」






その時ちょうど校門についた。


窓から焦った諒達の顔が見える。