砂糖とロイヤルミルクティー



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出発前夜。

なんだかんだ言って俺としずは仲良しなので割とわくわくしてしまってたり。


「あーー、しばらくこの家ともおさらばだなー!柚に挨拶しとくかー!」




コンコン

「入っていーよー。」

「ゆーず。」

2歳歳下の可愛い妹。

「うっわ何圭ちゃんじゃん。いなくなるならさっさといなくなってよー。」


かわいい…いもう、と…。

「何、柚さみしくないの。」

「ふつう。」


柚にお兄ちゃんと呼ばれずはや13年。
どうせ大学も東京だしもう柚と暮らすこともないと思うとちょっとジーンときちゃったり、

「用事ないなら出てってよ。」

きちゃったり、しないな。


「てかしずちゃんと暮らすのいーなー。」

お?何か柚が俺と話してくれるみたいなので遠慮なくベッドに腰掛ける。


「しずちゃんにエロいことしないでよ。」

って、はっ?!

「俺が?しずに?ないっしょ!!」


いくら思春期で健全とはいえど従兄妹はさすがに性の対象ではない。

「えー圭ちゃんって見境ないって先輩に聞いたあ。」

「先輩って誰だよ。」

誰だ俺の純粋な妹にそんなこと吹き込んだババアは。

「春菜先輩。圭ちゃんの同級生だった人。」


春菜…河合か。
あー、あの子には、ちょっと、手ー出した気がしないでもないな。

「そこで黙んないでよ生々しい。」

「悪い。」