嘘と煙草と君とチョコレート

私はあぐらをかいている林さんの横にしゃがみ込んだ。

「お疲れ様です。」

「お〜、お疲れ。
楽しかった?」

自信満々な顔で聞いてくる林さんが悔しくて、
私はわざと微妙な顔をした。

「どうかな〜。
眩しくてよく見えんかったし〜。」


嘘。
本当は林さんの姿が脳裏に焼き付いて、
未だに心臓がバクバクしてる。


林さんは色んな話をしてくれた。

将来の夢、
音楽に対する意欲、
利光さんの超レアな裏話などなど。

どんな事でもいい。

林さんの事を少しずつ知っていきたい。