嘘と煙草と君とチョコレート

何か冗談の一つでも言おうとしたけど、
振り返る事すらできなかった。

林さんが今どんな顔をしているのか、
それを見るのが怖かった。

拒絶のサインを示した私に何を思うのか、
知りたくなかった。



ただ手足をだらんと伸ばして俯く私に、
林さんは何も声を掛けなかった。


沈黙が流れる。