「嘘っ!?
嬉し〜!!ありがと〜!!」

・・・受け取ってくれた!!

嬉しくて、何も言葉が出てこない。

「あのさ、毎週日曜にストリートやってるから、
よかったら見に来てよ。」

「はい!!行きます!!」

大声で返事した私に、
林さんはニコっと笑った。


私は深くお辞儀をして、優希のもとへ走った。

「やるじゃん!!」

勇気を振り絞った私を、
優希が誉めてくれた。

足取りが軽い。

誰かを好きになるって、
こんなにも幸せなんだ。