嘘と煙草と君とチョコレート

・・・意味は分かってる。

"隣に行け"と言っている。

私は首を左右に大きく振って、それを拒否した。

今にも泣き出しそうな私を見た優希は納得したようで、
微笑みながら小さく頷いた。

「はい、じゃあ撮りますよ〜!!
はい、チーズ!!」


しゃがみ込んでいる林さんから一番遠い場所で、
私は笑ってピースサインをつくった。

その笑顔が強張っていたのは言うまでもなく・・・