嘘と煙草と君とチョコレート

「色々----
あるでしょ----
ライブにも来れなくなるし----
周りの人にだって----」

断片的にしか言葉を捉えられない。

この人は何を言ってるの・・・?


「俺は・・・
さくらちゃんが思ってるような綺麗な人間じゃないよ。」

何も言葉が出てこない。

泣いてる事を気づかれないように、
ただ涙を拭うしかなかった。


「納得した?」

諭すような優しい声。

「納得しない。」

・・・いや、したくないだけ。


「ごめんねっ。」

林さんは私の頭をクシャっと撫でて、
悲しい顔で笑った。