嘘と煙草と君とチョコレート

公園のベンチに腰掛けると、
長い沈黙が流れた。

言うなら今しかない。

はっきり"好き"と伝えたい。

"林さんの傍にいさせて欲しい"と。

・・・でももし断られたら?

そうなったら、
これからどんな顔して林さんに会えばいいんだろう。

それでも会いに行く勇気はある・・・?


さっきまでの意気込みはどこか遠くへ消え、
私は顔を上げる事すらできなくなっていた。



「俺らがもしそういう事になったらね----」

突然林さんが口を開いた。

私は顔を上げる事が出来ないまま、
ただ耳を澄ませた。