嘘と煙草と君とチョコレート

「何?」

今にも頭に怒りマークが浮かんできそう。


「お姉ちゃん綺麗だね。」


「へぇっ!?」

静かな夜の公園に、私の大きな声が響いた。

慌てて口を押さえながら林さんを見ると、
意地悪な顔で笑っている。

「そんな事言うと、
このお姉ちゃん調子にのるよ〜。」

「ちょ、ちょっと!!」

軽く怒ってみせた私を見てまた笑い、
火をつけた線香花火を手渡した。

「はい。」

「あ、はい。」

反論するタイミングを逃してしまった。

なんだか上手いことコントロールされてる・・・