嘘と煙草と君とチョコレート

私は呆気にとられてしまった。

何を隠そう、私は子供が大嫌いだ。

それなのに一緒にって・・・


若いお父さんは申し訳なさそうに
「すいません。」と言った。

まだ数本しか抜かれていない花火の束を見て、
女の子はさらに喜んだ。

「今いくつ?名前何ていうの?」

そう言いながら女の子の持つ花火に火をつけた林さんは、
とびっきりの笑顔を見せている。

そういえば、前に林さんは子供が好きと言っていた。