嘘と煙草と君とチョコレート

彼等から少し離れた所で
私達は花火を始めた。


会話なんていらなかった。

目と目が合えば笑う、
それだけでよかった。


私達が始めてすぐ彼等は花火をし終えたけど、
女の子はもっとやりたいと駄々をこねた。

それを見ていた林さんは、
女の子のもとへ駆け寄って声をかけた。


「一緒にやらない?」

「・・・うん!!」

今にも泣き出しそうだった顔が、
林さんの一言で一瞬にして輝いた。


えぇっ!?