嘘と煙草と君とチョコレート

そして何もする事がないまま一日が終わった。

でもどこにいても何をしていても、
やっぱり林さんの顔が浮かんでくる。


夕食を食べ終わりテレビを見ていると、
ケータイが鳴った。

テレビから目を離さないままメールを開き目線を下ろすと、
"林幸喜"の文字がある。

「ゔぇっ!?」

昨日散々メールをしたのに、
"林幸樹"の文字に飛び上がる程驚いた。


[仕事終わったぁ。
昨日はごめんね、寝ちゃってた。
24日代わってくれる人いなかったから行けないわぁ。]

別に一緒に行く約束をした訳じゃないのに、
ドタキャンをされたような悲壮感が胸を締め付けた。