嘘と煙草と君とチョコレート

私は大きく深呼吸をして気を落ち着けてから、
林さんの顔を覗き込んだ。

「さっきのあれ、本当?」

「・・・本当だよ。」

林さんは少し小さな声で答えた。


それからはいつもと変わらない、
どうでもいい話をした。

周りのみんなも思い思いの時間を過ごしている。

利光さんは恥ずかしがる優希のプリクラを漁り、
森江くんと英人くんは相撲をとっている。

私はこの時初めて、
英人くんの笑ってる顔を見た。