嘘と煙草と君とチョコレート

林さんとメールしてもいいって事?

パニックで声の出ない私を、
林さんは微笑みながら見てる。


「・・・メール、していいの?」

「俺からはできんよ。
でも・・・
来たら返事返さなかんな〜。」

林さんは私ではなくどこか遠い所を見ながら
呟くように言った。

その後は何も言わずに私の頭を撫で、
エスカレーターを登って行った。

私はしばらく動けないまま、
自分のサンダルを見つめていた。