闇の中の復讐と愛【前編】



  龍一 Side





「なぁ…」



夕璃に話かけたその時だった。



「あ」



一言呟く、夕璃に



誰もが彼女をみる。



自分から言葉を発するなんて



今までになかったからだ。



すると、しばらくメールの内容を読んだかと思うと



「…はっ!?」



いきなり声を上げてフェンスから外をキョロキョロと見渡した。