闇の中の復讐と愛【前編】




「えぇ~嫌なの~!?昨夜は夕璃からしがみついてきたのに…」



えっ…



「…ったく、嘘つかないでよ。ほら、私学校あるんだから」




「…なぁ、夕璃お前昨日怖い夢見たろ?」



さっきまで甘々だった海兄が突然、真剣な声で心配したような顔をしだす。



「べ、別にみてないよ。そんなの。それより、早く出て行って!着替えられないでしょ!!」



無理やり海兄を引っ張りベッドから出す。



「…あぁ、ハイハイ。わかったよ。けど、辛いなら俺を頼れ。お前は一人で抱え込みすぎだ」



そう言って私の部屋から出ていった。