両親を小さい頃に亡くし祖母のもとで育つ佐伯夕璃(さえきゆうり)は、 ある復讐を心に秘めていた。 それは、両親を殺したアイツを見つけて復讐するということだった。 祖母からは、交通事故で亡くなったと聞かされたが、 あくまで子どもの時の話だから真実を子どもに言えなかったのだろう。 真実は知ったのは祖母のカバンからある封筒を見つけたのは小学6年になったばかりの私だった。