俺は誰も聞こえない心の声でそう問う。 ぎゅうっと抱く力を込めるが、 「離してっ」 暴れる夕璃によしよしと頭をなでる。 それが、逆効果だったらしく、 一瞬殺気が感じた。 お。 もしかしたら…なんてのんきに考えていると同時に 俺の腹に目がけられた夕璃の手を止める。