闇の中の復讐と愛【前編】



俺は誰も聞こえない心の声でそう問う。


ぎゅうっと抱く力を込めるが、


「離してっ」


暴れる夕璃によしよしと頭をなでる。


それが、逆効果だったらしく、


一瞬殺気が感じた。


お。


もしかしたら…なんてのんきに考えていると同時に


俺の腹に目がけられた夕璃の手を止める。