こいかたおもい。Ⅱ


湊くんはこの状況を見るなり男子に近づいて

「消えろ」

と言った。
かっこいい…!


「言われなくても彼氏いる人なんて興味ないですよー。お幸せに」

そう言って男子は離れて行った。

なんか誤解してそうだけどね。

「なんで1人でこんなとこいるの?」

「え…」

湊くんを探してましただなんて言えない…。

「危ないだろ?少しは気をつけろよ。
たまたま僕がいたからよかったけど…」

「うん。ありがと…クシュン!」

さ、寒い…。

湊くんはばさっと自分が着てたシャツを私に投げ捨てた。

「それでも着てなよ。薄いけど」

「うん…」