湊くんはこの状況を見るなり男子に近づいて
「消えろ」
と言った。
かっこいい…!
「言われなくても彼氏いる人なんて興味ないですよー。お幸せに」
そう言って男子は離れて行った。
なんか誤解してそうだけどね。
「なんで1人でこんなとこいるの?」
「え…」
湊くんを探してましただなんて言えない…。
「危ないだろ?少しは気をつけろよ。
たまたま僕がいたからよかったけど…」
「うん。ありがと…クシュン!」
さ、寒い…。
湊くんはばさっと自分が着てたシャツを私に投げ捨てた。
「それでも着てなよ。薄いけど」
「うん…」

