「まずいよ……。女子が……」 千里が控えめに言う。 鈍いけど これだけは分かった。 ―――やばい。 なにがやばいのか、 私、避けられるかもしれない。 いや、いじめられるかもしれない。 高畑くんのことが好きな子たちを 敵に回してしまった。 それが、どれだけまずいことなのか 私でも分かる。