王子?不良?それとも、ホスト?

「ふぅーんって、それだけ!?萌亜ちゃん冷たいよー。」

友達なんだから、もう少し何かあってもいいじゃんかぁ!

あたしは、真剣に悩んでるのにー!

「だって、その後なんも言ってこないなら別に気にしなくていいんじゃない?」

「そうかなぁ…。」

「気にしなくて大丈夫だってー。あっ!予鈴鳴るから戻るねっ!」

萌亜は、それだけ言ったらすぐ自分の席に戻ってしまった。