ザァァ──

俺は雨の音で目を覚ました。

時計を見るとまだ朝5時。

「うっせぇ…」

でも、目が覚めたからもう寝たくない。

飯でも食うか…。

カップメン、パン、昨日の残りの弁当…
ろくなもんねぇ家だな。

俺は、仕方なくパンを取り部屋のテレビをつけソファーに座った。