王子?不良?それとも、ホスト?

あたしは、“殺されるかもしれない”という恐怖で建物の前で立ち尽くしていると逸樹さんは、あたしの手首を掴んだまま建物に向かって歩いて行った。

ガチャ…ギィィ…


逸樹さんは、あたしの手を強引に引きながら建物に入る。

中は、以外に広かったが部屋は一つしかないようだった。

「ここに明日まで…?」