あの女なんか生意気でイラつく。

「チッ…」

俺は、魔鬼桜の溜まり場の旧倉庫で舌打ちをしながらソファーの上で横になっていた。

すると、俺と同じ魔鬼桜のメンバーで2こ下の青海 晃(アオミ コウ)が近づいてきた。
 
「大雅さん、どうしたんすか?…なんか、すっげぇイライラしてません?」

「別に学校ダルいだけ。」