「────っしゃぁぁ!持久走きたぁぁっ!」 3時間目。 体育の授業だけど、担当の先生が休みのために、なぜか持久走をすることになった。 みんながガックリと肩を落とす中、佐伯だけがキラキラと輝いていた。 のそのそと体操着に着替えて、太陽が照りつける運動場に出る。