「.........」







なんだか今日は、静かな夜だった。


鳴り止まない雨音も、いつの間にか心地よくなっていて
室内に響くのは、雨音と、佐伯の泣き声に、時計の音だけ。





...なぜだか、優しい気持ちになった。


疲れてるのかな?





......もう、一生このまま、時間が止まってしまえばいい。




そう思うほど、静かな夜だったんだ。