「.......はぁ...っ、は...」 「.........」 随分走った。 こんなに走ったのは初めてかもしれない。 息が切れる。 だけど不思議と、苦しくはなかった。 たどり着いた場所は、あそこからだいぶ離れたところにある公園。 「...さ...えき...?なんで...」 「バカ梨咲乃!!」 「...っ」