「───よし、出来た」 夜、買い物を終えて家に帰ってきたあとに、家を掃除して、おばさんのために夕飯を作っていた。 久しぶりに本格的な料理を作ったので、味の保証はあまり出来ないけど、見た目はたぶん上出来。 それにしても、おばさんは何時頃にやって来るんだろう? もう7時を過ぎた。 時間はわからないのか、昨日の留守電でも言ってなかった。 でも、きっともうそろそろやって来るんだろう。