いつかに読んだ、絵本のお話。 闇に包まれて怯える1人の少女が、城の王子様に助けられて心を開いていく、2人の物語。 話は上手く出来ていて。 少女の前には、沢山の救世主が現れていた。 ───現実では、考えられない。 そんな優しい人間、今どきいない。 醜くて、傲慢で...。それが人間。 もちろん、あたしも。