「通りすがりの高校生です」






そいつがそう答えた時丁度風が吹き揺れたフードのしたから少し顔が覗いた





「……は?…」




その時俺は衝撃を受けた





そいつはの目は赤だった





カラコンとかの類ではなく人の色…血の色そのものだった




「じゃね」




「お、おい!!」