「由美、二人の邪魔はしないの!!」


あら、珍しい…


里花が私を助けるなんて…


「二人は、今ラブラブなんだからー♥♥」


おいおい…


そうきますか…


里花まで…本当やめてよね…


「そっかー!!


そうだもんねー笑笑


瑠香と誠くん、昔からラブラブだよねー♥♥」


「『昔』って由美、あなた何歳よ…


しかも、誠と付き合ったのは半年前くらいからだしー」


「あー!!


瑠香、『誠くんとラブラブ』ってこと、否定してなーい!!


ってことは、ラブラブなんだね~♥♥」


あっ、そこ否定するの忘れてた…


あたしのバカー!!


「そっそんなわけ、ないじゃん…」


「あー、ラブラブじゃないだー!!


じゃあ、私が奪っちゃおうかなー、


誠くん」


えっ……………………


里花、それ、本気なの…?



心の中が不安でいっぱいになる。


なんか胸が痛い…


嫌だよ…そんなこと言わないで…