ただ一緒に

何時間くらい泣いてたんだろう。



あたりは真っ暗で、何にも見えなかった。



何もする気になれず、



ただずっとボーっと座っていた。



何分かボーっとしてると、



「瑠香」


お母さんの声がした。



「うん?」



私はかれた声を聞かせないために、



出来るだけ小さい声で返事をした。



「ご飯できたけど…」



もう、そんな時間なんだ…



「…ごめん、食欲ない。」