由美…


由美…


由美…




そうこう思っているうちに病院に着いていた。




いつもの病室に行ってみたが、


由美はいなく、部屋には綺麗に整頓されたベットと花が入った花瓶だけだった。






由美…どこ行ったんだろう…



「あの…、白山由美さんはどこにいますか?」


私たちは慌てて受付にいき、そこにいる人に聞いた。



「もしかして、

あなたが高橋さんですか?」


「あ、はい。


そうです。」


あれ…?何で私の名前知ってるの…?