「ぷっ。」


お兄ちゃんが何故か笑ってた。


「瑠香って本当面白いよなー」


お兄ちゃんは笑いながら言う。


む~~~~~!


なんかお兄ちゃん、ムカつく!



「どーせお前、今『ムカつくー!』とでも思ってるんだろー?」


お兄ちゃんに何故かばれる…


なんか言い返したくて、


「そうですけど!なにか!?」


少し拗ねてるような感じになってしまった。


「まぁ、お互いW大学目指して頑張ろうや!」


お兄ちゃんはあまり私の言い方を気にしていないようだ。


つーか、これ無視してるんじゃない?


まぁ、バカなお兄ちゃんに言っても通じないと思うけど!


「まだ私W大学受けるって決めたわけじゃないし!」


「あっそ。」


なによ!!「あっそ。」って!!!


それが可愛い妹に対する態度かよ!!


「お前って可愛いか?」


「可愛…くないです…。はい、すみません。」


おい!なぜそこでお兄ちゃんの彼女の写真を見せる!?


彼女さん見せられたら、自分が可愛いなんて絶対言えないじゃねーかよ!!


「まぁ、当たり前だよな。」


ぐわぁーーー!めっちゃムカつくわー!!!