ただ一緒に

「そっかー。」

私はあんまり気に留めず、適当に流そうとした。



「いやいや、お前も一年後誠と同じ大学受ければいいんじゃねーか」



けど、お兄ちゃんがさらっとそう言った。


同じ大学って言われても…


どこ受けるのか知らないし…


誠がどこの大学に行きたいのか分からなかったから、お兄ちゃんに聞いてみた。



「誠ってどの大学行きたいって言ってたの?」


お兄ちゃんがはぁ?、という顔で私を見てくる。


え…?私なにか変なこと言ったっけ…?


「お前、誠の彼女なのにそんなことも知らねーのかよ…


それでも本当に誠と付き合ってるのかよ?」


今度は呆れたような顔をした。


なんかムカつくー!!!!


「はぁ?彼女に決まってるでしょーが!!」


ちょっと怒ってお兄ちゃんに言い返す。



「彼女ならなんで将来のこととか知らねーんだよ。


どーせお前誠の将来の夢もしらねーんだろ?」


さっきからコイツ本当ムカつく!


でも考えてみたら、誠と将来の話をしたことがない。


将来の夢とか、進路とか、そんなこと全然話した記憶がない…


うーん、なんでだろう…


お兄ちゃんの言葉に私は返すことが出来なかった…