ただ一緒に

誠がこんなに顔を真っ赤にしてまで言ってくれたんだから、


私も言わなきゃ、正直な気持ち。


「ううん、私こそ…その…誠が『嬉しい』って思ってくれて嬉しい。


ってちょっと日本語おかしいね…」


誠の前で『日本語がおかしい』なんて言ってしまうとはー!!


誠が私のこと『日本語がおかしい人』って認識しちゃうじゃない!!


ぎゃー、数秒前の私に戻りたいー!!


「瑠香はバカじゃないよ。」


はっ?今、ちょっと幻聴が聞こえたんだけど…


「瑠香はバカじゃない。」


「当たり前じゃない!私はバカじゃないよ!!」


何回も誠に「バカじゃない」と言われて、ちょっとイラってきちゃった…


から、誠に言い返してみたー!笑笑