ただ一緒に

電車の中はとても静かで、しゃべる人はいなく、


電車内にガタンゴトンと揺れている音が響く。


その音は、私に眠気を誘っているように聞こえる。


また、あたたかい日差しがポカポカして、


うわー、もう眠い…


もう目がほとんど開いていない。


そんな私の姿を見たのか誠が声を掛けてくれた。


「俺の肩に頭乗せていいよ」


誠も眠そうにしている。


ふふふ、誠はどんなときでも優しい。


睡魔に負けそうな目を少し開き、脳を少し働かせた。


「誠…も寝て…いい…よ…」


ちょっと声が変になったかなぁ…?


しかし、誠は私の声を聞き取れたようで、目を閉じた。


私は誠に言われた通り誠の肩に私の頭を乗せた。


こんなことをしたのは初めてで、


恥ずかしくなり心臓の鼓動が早くなったのを感じた。