私は迷わず由美と里花の腕を引っ張り、


「『違います』と言ってるでしょう。


大声で話されても、他の乗員さん達に迷惑なだけです。


そのくらい、分かりませんか!?


それに、誰に勘違いをしているのか分かりませんが、


私が迷惑しているのも分かりませんか!?」


と、お父さんに向かって大声で言った。


お父さんは驚いた顔をして、私を見た。


「手を離してください。」


お父さんの顔を見て、冷たく言った。


お父さんは、まだビックリしているようで、すぐに手を離してくれた。


私は、


「失礼しました。」


と言い、由美と里花と一緒にバスから離れた。


由美も里花も、ビックリした顔で私を見ている。