幸い向こうは私に気づいていない。
「あれって、クラスにいた・・・河西さん?」
「そう、なんで萌が。」
そのとき気づいたのは萌を下品だと思ってしまったこと。
「あ、友達か。ごめん見せるべきじゃなかったね。」
「いいの、そんな気にしないで。」
ダメだ、また泣いてしまいそう。
「大丈夫、なわけないよな。」
「ううん、平気。少し驚いただけだよ。」
「タクシー何時にくるの?」
「18時頃かな?あと少し。」
「そう、よし!資料それまで探すか!」
青山君が気を遣ってくれているのが良く分かった。
「よし探すぞ!!」


