過保護でごめんな。



「図書館って案外開放的だよな。」

彼の言葉に3秒くらい止まってしまった。


「え?」

「だから、あそこ。」

視線の先には男女が何度も何度もキスを交わしている。


「あーあ、あーあ。」
呆れたように言っている彼も、覗き見をしてる側。



やがて2人は机に寝そべり、事を始めようとしている。

「ダメだね。」
そう呟いた彼は大きい声で私に言った。


「ここじゃ2人っきりになれないから、どこか別の場所にでも行こうか?」

「えっ。」

『なんか言って』と囁く青山君。

「あ、でも資料探ししなくちゃ」と言いながら机の方を見ると、2人は大慌てで制服の乱れを直していた。

そして私は衝撃的なものを見るのだ。


矢野君と・・・・萌。