「松野余計なこと言わないで!」
「森屋さんやってくれる?」
期待のまなざしで見られると弱いんだよな。
「ハナが白雪姫なら、私小人やろうかな。」
あさみと萌は面白がりながら言っている。
「いや本当に私人前とか苦手だし。そういうの他の人に任せたいって思うんだよね。」
「他の人って誰?」
「えっ・・・と。」
まさか返されると思ってなくて考えてなかった。
「えっと竹内さんとか?」
私は苦し紛れにクラスで1番色白な竹内さんを指名した。
「わたし?」
「どうかな?」
戸惑う竹内さんに詰め寄る勢いの実行委員。
「別にいいけど・・・。」
この一言で実行委員から笑顔がこぼれた。
「あの竹内さん押し付ける形になってごめんね。」
一応竹内さんに謝っておく。
「いいの。」
「針仕事好きだから衣装関係はやります!」
ということで衣装・メイク係長に就任いたしました。


