―――ピーポー…ピーポー… 遠くから救急車の音が聞こえる。 今日はどうやら救急の患者が多いらしい。 「あっ、言うの忘れてた」 翔亜が急に声を上げる。 「どうした?」 翔亜はいつもの綺麗な笑顔で俺を見る。 「……赤ちゃんできた」