「もう結構遅いし、帰ろっか?」

時刻はもうすぐ6時。

まぁ、里桜に引っ張られてた時間が長いからね、すぐに1日が終わったよ。

「そうだな…」

里桜たちに連絡を取ろうと携帯を取り出すとメールが来ている。






ーーー翔亜ちゃん!!

龍と先に帰るね!!

修ちゃんに送ってもらって!!





マイペースだなぁ…

「里桜たち、もう帰ったって」

「あいつら自由だな」

「そうだね」

本当にその通りだ。そんな自由で羨ましいくらい。

「……送ってく」


「……ありがとう」