「みぃちゃん何か飲む〜?」


「炭酸飲料以外なら」


「りょ〜かい」



しばらくして莉都はココアを二つと大量のお菓子を持ってきた。



「はい!ココアでよかった?」


「うん。ありがと」



私は早速ココアを飲みは飲みはじめた。


ちょうど喉渇いてたんだよね。


ココアの甘さが口一杯に広がる。



「そのココア、おいしいでしょ?ボクのお気に入りなんだぁ!!」


「そうなんだ」



私の好みとしては音兄の入れてくれたココアの方がいいけど。



「確かに、疲れてるときとかはいいかもしれないね」


「だよね!!」



ココアが褒められて嬉しいのか、莉都は機嫌が良さそうだ。



「はい!これも食べてね!!」



机の上にはさっきのお菓子が散乱していた。



「じゃあ遠慮なく……」



ちょっと小腹も空いたしね。