……二人の頭の中はすでに飲むことでいっぱいか。
「行こうか」
音兄とマナさんは苦笑しながら二人のあとを追っていった。
私も少し笑ってみんなのあとをついていった。
その後を太陽たちがついていったのは言うまでもない。
―――――――――――――――――
――――
「おじゃましまーす」
「どうぞ」
途中コンビニに寄ってこれでもか、というぐらいに(かな兄と大ちゃんが)酒とおつまみ、その他を買い占めて私たちはかな兄と音兄の住むマンションに来た。
「うっし、飲むぞぉ〜〜!!」
「飲むぞぉ!」
「あんまり飲みすぎないでよ、奏。明日も仕事あるんだからね」
「ったく…たまにはいいだろ、音」
音兄の言うことを無視して、入ってすぐにかな兄と大ちゃんはお酒を飲み始めた。
はぁ……ため息しか出ない。
私はジュースを片手に飲み始めたみんなを見ていた。
最初は呆れた顔をしていた音兄もマナさんも、時間が経つにつれてみんな楽しそうにお酒を飲んでいた。
マナさんがお酒飲んでるの初めて見たかも。
ワインがこんなに似合う人も初めて見た。
笑って過ごしていると、いつの間にか夕方から夜になっていて外は真っ暗だった。


