「た、太陽……」
少し躊躇いながら太陽のところに行く。
「怒ってるの?」
「………別に」
いやいや、その声は怒ってるよ。
う゛ー……
ちら、と朱雀たちを見ると最高の笑顔で頑張れ、とエールを送られた。
………後でなんか奢らせよう。それでちゃらにしてやる。
「太陽…ごめんね?私が、何か怒らせるようなことしたんだよね?」
座ってる太陽の前にしゃがんで、少し上目遣いで見る。
「本当に、ごめんなさい……」
「……っ、分かった。もう怒ってねぇよ」
「本当?」
「あぁ……」
言っていることは本当らしい……黒いオーラが消えたから。
よかった……
立ち上がると太陽に腕を引かれて私はぽふん、と太陽の膝の上に乗せられた。
「えっ、うわ!太陽?」
驚いて退こうとするけど、いつの間にか太陽の腕が腰にまわっていて立つことが出来ない。
「ち、ちょっと……」
「おぉ……」
「太陽くんのあんな顔レアだねー」
「そうだね」
見られてますが?
ものすごく恥ずかしいんですけど。
「あれ、みぃちゃん顔赤いよー?」
「満月、照れとるわあ」
ぷぷっ、と笑う朱雀に少し殺意が湧く。
朱雀、あとで覚えてろよ……


