♡悠斗side♡
また、昨日と同じような感じで学校に行った。
B組につくと、純の元へ。
「アイツといると心臓もたねぇ…。」
机に突っ伏す俺。
純は、そんな俺を見ながらニヤニヤしてる。
「何ニヤニヤしてんだろ、気持ち悪りぃ。」
「気持ち悪りぃなんて失礼だろ!別に、恋してんなぁって思って。」
「俺が?!恋?!」
「お前…まさか鈍感?」
純が呆れたように見てくる。
「別に…」
「悠斗、お前はなぁ、杏里ちゃんが好きなんだよ。」
ありえねえよ。
ただの幼なじみだぜ?
"ただの"…。
「まあ、そのうち気づくと思うぜ?」
なんだよ、純のやつ…。

