桜ヶ丘高校の王子様




「おい、純。もう戻ろうぜ。顔も見れたし、充分だろ。」

「え、もうちょっとだけー…」

「無理。」

俺は、純の手をつかんで、クラスに戻った。


そして、純が杏里の話を俺にして来る。


可愛いだとか、小さいだとか、メールしてんのか、とか。

俺は、適当に返事をしながらボーッとしてた。

杏里…可愛くなったな…。

と、そんなとき。


「悠ちゃんっ!」

聞き覚えのある声がして、俺は声の方を向いた。