「杏里じゃん。」

幼なじみの杏里だった。

中1以来話してないけど、話してなかった2年間で更に可愛くなった杏里。

幼稚園の頃から、杏里は可愛かった。

童顔だけど、クリクリの瞳に、筋のとおった鼻。
ぷっくりとしたピンク色の唇。

俺の中では、すげぇ可愛いやつだ。



「え?杏里ちゃんってゆうの?てか、なに、悠斗知り合い?」

「あ、同中だったから。」

「へえー!超可愛いよな!」

杏里は、高校で友達になったのか、女友達と話してた。

「こっち向かねぇかなぁ。」

ウロチョロして落ちつかねぇ純。

お前は小学生か!